専業大家の日々雑感。。

不動産投資、セミリタイア、生命保険損害保険、お金・資産形成をテーマに書きます

ライフステージ別の生命保険の選び方【🔰基本中の基本🔰】

生命保険の入り方について書きたいと思います。

 

生損保業界に14年ほどいますが、

これは個人の生命保険加入の考え方としては基本中の基本ですので、

是非これから社会人になる人たちには理解していただきたいです。

 

それでは行きましょう~

 

目次

 

はじめに

どのような保険を必要とするかについては、ライフステージ(※)によって変わってきます。

現在のライフステージにおいて、病気になった、働けなくなった、亡くなってしまった際に生活にどのくらいの経済的な損害を受けるかということをしっかりと考える必要があるんです。

その経済的損失に対して、必要な保障を得られる保険を検討しましょう。

 

※ライフステージとは・・・人生の変化を節目で区切ったそれぞれの段階のこと。

 

具体的には以下のライフステージがあります。

 

就職し独立した

 

独身時代は、そもそも保険はいらないと思いがちですが、万一なくなった場合はお葬式代がかかりますし、病気やけがはいつ起きるかわかりません。

 

医療保険は入院手術した場合の保険です。

貯蓄がまだ少ない時期なので、貯金で医療費を賄うには足りない!ケースが考えられます。医療保険で備えときましょう。

 

収入保障保険や就業不能保険は病気やけがで働けなくなった場合の保障を準備できます。

病気やけがで入院が長引いてしまったり、就業不能状態になり自宅で療養しなくてはならない場合にお給料を保障する保険です。健康保険の傷病手当金等(給料のざっくり2/3保障、18か月の間)もありますが、公的保障で足りない分を就業不能保険で備えましょう。

 

終身保険は万一なくなった場合の保険です。

自身の葬式代、お墓代、老後の生活費に備えて終身保険に加入しましょう。

掛け捨ての保険ではないので、将来への積立という機能もある保険です。

医療保険に特約として死亡保障を付けることもできます



結婚した、子供が産まれた

 

独身の時の保険に加えて、

万一亡くなった際や働けなくなった場合に、残されたパートナーや子供の生活費や学業資金をカバーできる保障を必ず検討するべきです。

あまり発生頻度は高くないが、発生した際の経済的ダメージが甚大なリスクに備えるのが保険の本質です。

大きな保障が必要になるので、定期保険や収入保障保険や就業不能保険等の掛け捨て保険タイプの手軽な保険料で備えましょう。公的保障で受け取れる額も考慮に入れて保険金額を設定しましょう。

お子さんが産まれた家庭は、将来発生する学費の為に、学資保険など貯蓄性のある保険についてもあわせて検討するのもよいかもしれません。

 

住宅を購入した

 

住宅ローンを保障する団信(団体信用生命保険に加入するケースが大半かと思います。

追加で大きな死亡保障、医療保障を備えることになるので、必要保障額に応じて保険金額を減額する等見直しましょう。

 

 

子供が独立した

子供が独立すると子供は独立生計になりますので、

これからの死亡保障はお葬式代とお墓代くらいでよくなりますね。

定期保険や収入保障はいらなくなります。

この辺りはまだ保険期間が残っているなら解約しても問題ありません。

保険料節約ができますね。

 

まとめ

一昔前は、保険セールスおばさんがせっせと職場に足を運び、

まとまった手厚い保障がパッケージでついた商品をGNP(義理人情プレゼント)営業で内容も詳しく説明せず、よく分からないまま高い保険料でを払って契約している人が大勢いました。

いまはいろんなチャネルで必要な保障を必要なだけ選べる時代です。

自分に保険事故が起きた場合にどんな損害が予想されるのかしっかり理解して保険を検討しましょう!