地方築古アパートの年間収支実績について【実際の収入や支出、利回りを公開】
こんにちわ。かなーーりコロナ自粛太り中のナスオです。
不動産投資で築古一棟アパートを検討していらっしゃる皆さんは、
いろいろなデータを活用し、シュミレーション等していると思いますが、
実際の物件ごとのデータは気になったりしないでしょうか?
例えば、、、
✅実際の物件ごとの収支が気になる!
✅実際の年間の退去の数や割合は?
✅リフォーム代ってどれくらいかかるの?
✅その他にかかる費用は?
✅そして、最終的な手残りの実質利回りは?
わたしは、昨年4月に水戸市で築古アパートを購入し、
1年間の収支をまとめてみましたので公開いたします。
ご興味ありましたら、ご覧ください。それではいきましょう。
初めての築古アパート1年間の収支を公開
アパートのスペック
価格:1350万 購入時期:2019年4月
エリア:茨城県の某市(人口20万超)
間取り:2K(30平米程度)×6室
築年:1980年
購入時は満室で、属性は一人暮らしの社会人男性のみ。
駐車場は近隣を6台分借り上げています。
場所は国道や県道に近く、スーパーやコンビニや外食店舗は近くにあり生活に不便はなさそうです。
それでは、収支の一覧は以下の通りです。
実収入の表面利回りは16.6%ありますが、
実質手取り利回りは3.7%でした。 思ったより少ない(ノД`)・゜・。
円グラフにするとこんな感じです。
退去と賃貸募集について
退去は3回ありました。
購入してすぐに1回と、8月と11月にそれぞれ1回ずつです。
地方の需要と供給をデータでは見て推測していましたが、一番心配だったのは空室を埋められるかどうかでした。
スーモで相場家賃を調べ、管理会社さんと話し合い、
洋室の同じ間取りの部屋としては最安値で募集をかけるとある程度あっさりと決まり、安心しました。
1年間に3回の退去については、以下のデータを見てみると、
平均居住期間(全国)
公益財団法人日本賃貸住宅管理協会「日管協短観(2017年度上期」より作成
一般単身の居住者様や高齢者様は約95%が2年以上は住むようなので、退去件数は少し多いような気がしますね。
今後は、入居者様向けのサービスをアップすることにより、
退去を防ぎ長期入居していただけるように、訴求する必要がありそうです。
それにしても初めて知ったけど、外国人は入居期間が短いんだな、、、
支出部分について
ローン返済以外の経費は、合計で41%もあります。。
・管理費等・広告費・修繕費・駐車場代
上記が主だった費用ですね。
修繕費がかなり高くつく
表を見ると、修繕費が全体の19%とかなり圧迫しています。
お部屋の修繕については、管理会社にお願いしていました。
ここについては、今後はDIYや施主支給等を行い、がんばって経費を削っていく必要がありますね。
しかし、スキルがない!( ;∀;) 今後の伸びしろに期待です。
また、草むしりについても、最低でも年間2回はやらなくてはいけません。
費用は1回3万程度かかります。
こちらも今後労働力投入が必要です。
広告費
広告費(客付けしてくれた賃貸仲介さんへ払うもの)は一か月分かかります。
これはしょうがないですね。
高い地域では2-3ヶ月分取られるようですから、標準的かと思います。
駐車場代
駐車場代については利回りには織り込み済みで購入したのですが、
借り上げだと費用が追加でかかるので、
それを見越した分、高い利回りで購入する必要がありますね。
まとめ
初のアパート購入は、上記のような結果となりました。
わたしの場合は、以下について今後取り組んでいく必要がありそうです。
・DIY
・草刈り
・居住者様向けサービスの向上
労働力投入しなきゃ…!!
今後の大規模修繕も視野に入れ、
さらに大家としての賃貸経営能力を上げるよう努力していきたいと思います。
それでは、最後までご覧いただき、まことにありがとうございました。ご参考になれば幸いです。